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施政方針 村長への手紙

ごあいさつ

H31新年のごあいさつ

片品村は、地球温暖化や気候変動を身近な問題として考え、共存できる社会を次世代に引き継ぐため、2050年までに温室効果ガス排出量実質「ゼロ」を目指し、片品村『5つのゼロ宣言2050(ニーマルゴーマル)』を、昨年2月22日の議会全員協議会に於いて表明いたしました。

①片品村民の防災意識を高め、自然災害による死者「ゼロ」を目指します。

②片品村の豊富な水資源や森林資源を活かし、再生可能エネルギー利用を推進し、温室効果ガス排出量を2050年までに実質「ゼロ」にします。

③エネルギーの自立・分散化等を図り、災害時にも電力供給を継続できるようにして、停電を「ゼロ」にします。

④日本で初めてゴミの持ち帰り運動が始まった自然保護運動発祥の地「尾瀬国立公園」の精神を次世代に継承するため、プラスチックごみの排出量を削減します。

⑤もったいないの心で食品ロスをなくします。

 

また昨年4月、尾瀬国立公園の群馬県側にあたる「尾瀬かたしなエリア」が、環境省『ゼロカーボンパーク』に登録されました。

ゼロカーボンパークは、国立公園において先行して脱炭素化に取り組むエリアとして環境省が推進しているもので、県内では初、全国の市町村では7番目、村では全国初の登録となります。

片品村の未来を担う次の世代に、尾瀬の自然と片品村の暮らし、生活、文化を継承するため、「尾瀬国立公園ゼロカーボンパーク」の取り組みを推進していきます。

主な取り組みとしては、①サステナブルツーリズムとゼロカーボン観光の推進。②脱炭素に向けた再エネの導入と省エネの推進。③地産地消による木道材利用により、脱炭素の推進。

以上の取り組みに加えて、電気自動車や電気バスの活用、充電設備の普及など、二次交通システムの脱炭素化に向けての検討や、更には地域関係者と連携し、環境省の支援も得ながら新・尾瀬ビジョンに掲げた「みんなに愛される尾瀬」をゼロカーボンで実現できるように努力していきます。

今後も、事業を進めていくうえで皆様方に協力をお願いしていくと同時に、限られた財源で最大限の効果が得られるよう事業展開し、決断と実行を心がけ“小さくても輝く尾瀬の郷・かたしなの実現”に向け取り組んでまいります。

 

令和5年2月

 

お問い合わせ先

片品村役場 総務課
TEL 0278-58-2111
FAX 0278-58-2110
Mail soumu@vill.katashina.gunma.jp