片品村役場

駆除した外来植物(オオキンケイギク)で「草木染め」体験をしよう‼を開催しました。

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令和7年6月22日(日)に尾瀬かたしなゼロカーボンパーク実行委員会の活動として、片品山岳ガイド協会様のご協力のもと、駆除した外来植物(オオキンケイギク)で「草木染め」体験をしよう‼を開催しました。片品村には貴重な自然の宝庫である尾瀬国立公園や日光国立公園がありますが、人の往来とともに外来植物の種が運ばれ、国立公園内への外来植物の侵入が大きな問題になっています。

オオキンケイギクとは

オオキンケイギクは、北米原産の多年草で、5月〜7月にかけて黄色のコスモスに似た花を咲かせます。強靭でよく生育することから、かつては工事の際の法面緑化に使用されたり、苗が販売されていました。しかし、一旦定着してしまうと在来植物の飼育場所を奪い、周囲の環境を一変させてしまうため、環境省が平成18年に外来植生物法に基づく特定外来生物に指定し、生きたままの運搬や栽培、譲渡などが原則として禁止されました。

オオキンケイギクの駆除作業

草木染め体験の前に、環境省片品自然保護官事務所立会のもと、片品村須賀川地区にてオオキンケイギクの駆除作業を行いました。限られた時間でしたが、たくさんのオオキンケイギクを駆除することができました。昨年度も同じ場所で駆除作業を行いましたが、少しずつオオキンケイギクが減っているように感じました。

草木染め体験

駆除作業の後に、片品村役場にて草木染め体験を行いました。駆除したオオキンケイギクの他に、スミレやキバナコスモス、マリーゴールドの花を使い、布に思い思いに花びらを並べていき、巻いて蒸すことでキレイな草木染めが完成しました。

片品村では今後も尾瀬かたしなゼロカーボンパーク実行委員会にて自然に配慮した循環型社会の形成を推進していきます。

お問い合わせ先

片品村役場 むらづくり観光課
TEL 0278-58-2112
FAX 0278-58-2110
Mail kanko@vill.katashina.gunma.jp